ザ・ページより。
「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム」で頑張る文科担当者の記事。以下すべて引用。
団体の活動には補助金などは一切ついていない、手弁当の有志の会。取り組みが起こった背景には、霞が関にこもるだけでは学校のことがなかなかわからないという若手の危機感。
学校現場に限らず、産学官が集まり、より良い教育の実現に向けて集まったり、試行的な取組を実践できたりする場として、設立された。若手官僚はあくまでも黒子として、分科会の運営に徹した。
団体を立ちあげたのは、入省2年目~10年目の若手官僚、約10人。完全にプライベートで行っている事業で、イベントをやる際はコアメンバーに加えてその都度お手伝いしてくれる同僚などに頼っているという。
この事業に参加している理由について、同省の弓岡美菜さんは次のように語る。「文科省の仕事は現場のためではあるけれど、制度を作ったり、予算を取ったりということ。一方で、現場の学校や自治体・教育委員会でやっていることというのは、すごく重要だが、霞ヶ関にいると知る機会が全然なくて。本当はそこを知らないといい政策は作れないはず」「文科省に入る人たちは、現場を幸せにしたくて入ってきている。現場の先生方が真に必要なことを聞き取って政策に生かしていきたい、という思いでみんなやっている」
団体の発起人でもある、代田氏によると、全国各地で、先進的な教育をしている自治体や学校、ノウハウを持つ企業は多いものの、それぞれが学校の中や企業の中だけで行っていて、実践を共有したり、多様な視点で考えたりする場は少ないのだという。
佐藤悠樹さんは「私たちがつながる場を作れば、先生や自治体や民間がどんどんつながって、最先端の実践ができるのではないかと思った。今、教育課題は複雑になっているが、それぞれが悩んでいることも、ある地域の事例を現場にあった運用で取り入れれば解決できるかもしれない」と意気込む。
≪メモ≫
自治体レベルで見たとき、こんな意思をもって業務にあたっている担当者がどれだけいるのか。特に地方の行政職は、相も変わらず数年での機械的な異動だしね。
制度を根本的に変えないと、とは思っても。。。
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