H31文科省概算要求

2019年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(2018年8月)


○概算要求のポイントより

 総額約6兆円。そのうちスポーツ、文化芸術、科学技術は一先ず置いておいて、文教関係だけ見てみる。


■教育政策推進のための基盤整備

・従来の耐震化に加え、ブロック塀やエアコン整備関係が大幅増額。ここが増えすぎてもとは思うが、死亡事故があった以上、ここが重点整備になろう。その引き換えに人命に関わるわけではないICTが自治体では後回しになりそう。継続はともかく、新規は厳しくなりそう。

・教員定数は増要求にも関わらず、定数の自然減があるので28億円の減。


■夢と志を持ち、可能性に挑戦するために必要な力の育成

・「学校を核とした地域力強化プラン」は、まあ書いてある理想はわかるけど、本当に”様々な施策の展開により、教育の充実、地域も活性化”なんてうまくいっている事例はあるのだろうか。情報共有等にICTの出番がありそう。

・「学校安全総合支援事業」で、”セーフティプロモーションスクール”なる言葉を初めて知った。『防災・減災教育モデル校』とも言うらしく、学校だけで防災活動を行うのではなく、学校安全コーディネーターを軸に警察・消防・行政・自治会・家庭などが連携をとり学校安全の取り組みを行っているそうだ。事件・事故・災害から子供を守る取り組みのこと。監視カメラや防犯装置がICT関係といえるか?

・「英語教育強化事業」では、その内容の一部に”英語4技能育成のためのICT活用普及推進事業”として2.5億円。(4技能とは、listening、reading、speaking、writingのこと)

・「次世代の教育情報化推進事業」に1.3億円。ここがプログラミング教育関係のようだが、要求額が少なくないか?

・「いじめ対策・不登校支援総合推進事業」では、SNSを活用した相談など。不登校支援には、遠隔授業などもあり得るか。

・「高大接続改革推進」では、情報等の強化をCBTで実施すると


■社会の持続的な発展を牽引するための多様な力の育成

 これは関わりなさそう。


■生涯学び、活躍できる環境の整備

  直接かかわるのはなさそう。


■セーフティネットの構築

 ・「外国人に対する日本語教育機会の提供」として、インターネットを活用したICT教材の開発や、翻訳システムの構築など。


■ソサエティ5.0に向けた人材育成

 新規で色々あるが、どれもモデル校実施だろう。どうせ先進的な学校しか応募はしまい。

・スタディログ等によるEdTechを利用した学びの個別最適化などに7億円

・ワールドワイドラーニングコンソーシアム構築支援事業に1.7億円。高校生へ高度な学びを提供する。

・「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に4億円。高校が自治体・大学等・産業界と協働して地域課題の解決などの探求的な学びを行うというものだが、これは面白そう。

≪プロフェッショナル型≫農業が想定されているようだ。専門技術で地場産業を支える。

≪地域魅力型≫普通高校が地域振興策を考える。

≪グローカル型≫海外との連携。








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